厚生労働省補助金ベーチェット病に関する調査研究

過去の会議

難治性疾患克服研究事業 ベーチェット病に関する調査研究
第1回研究班会議開催

平成20-22年度(第一期)に続き、横浜市大の石ヶ坪良明教授が二期目の研究代表者に就任し、以後、25年度まで継続予定ですが、7月22日(金)横浜市立大学にて、難治性疾患克服研究事業ベーチェット病に関する調査研究の第1回研究班会議を開催しました。

今回の会議では、まず、厚生労働省健康局疾病対策課 課長補佐 冨永 佳代先生にご挨拶頂き、石ヶ坪研究代表者が眼病変、腸管病変などの病型別の診療ガイドラインを作成するとともに、疫学調査の充実を目指した臨床調査 個人票の改定、ゲノムワイドな研究による疾患感受性遺伝子の同定など、第一期の3年間の成果を要約し、その成果を踏まえた上での今後の研究指針を発表しました。続いて、各研究分担者が個々の臨床的、基礎的研究計画を紹介しました。発表内容については本研究班ホームページが参考になるかと思います。

過去の会議 平成23年度(第1回)写真

今期中の最大のイベントは来年7月13~15日に日本にて開催予定の第15回国際ベーチェット病会議です(会長:石ヶ坪教授)。日本では第3回以来39年ぶりの2回目の開催で諸外国から300~400名の参加を見込んでいます。先の震災の影響で出遅れた準備を急ピッチで進め、日本の復興とともに本研究班の研究成果を世界にアピールしたいと考えています。

第15回国際ベーチェット病会議についてはhttp://15icbd.jtbcom.co.jpを参照ください。また、同時開催の国際規模で行われる「患者の集い」についても、班としてできる限りの協力を行っていきたいと考えています。

なお、平成23年度第2回研究班会議は、12月16日(金)に横浜市立大学で開催される予定です。

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